パーフェクト ワールド

ピカレスク ロードムービーとでもいったところか。
ケビンコスナーがあまりに人が良さそうに見えて悪党役がはまってない。クリント・イーストウッドは物足りないほどはまり役だった。
最後は子役を使って西部劇のシェーンを彷彿とさせるような切ない場面を作っていた。子役や動物を使うのは卑怯だと思う。最初にラストシーンを見せる必要があったのだろうか。
あとからオリジナルの予告編を見たが、ケビン・コスナー自身の声だと訛りの強い、悪党の雰囲気がそこそこ出ていた。クリント・イーストウッドもオリジナルの声の方がずっと渋くて良かった。この映画に関しては字幕で見たほうがずっと良かっただろう。
吹き替えはわかりやすいが、オリジナルの雰囲気を壊すこともあるなぁ。