わたしは、ダニエル・ブレイク

紹介文「『麦の穂をゆらす風』などのパルムドールの常連ケン・ローチ監督がメガホンを取り、社会の片隅で必死に生きようとする男の奮闘に迫る人間ドラマ。病気で働けなくなった主人公が煩雑な制度に振り回されながらも、人との結び付きを通して前進しようとする姿を描く。コメディアンとして活動しているデイヴ・ジョーンズらが出演。ローチ監督にパルムドールをもたらした力強い物語に震える。」
心にグサッと刺さる、社会派の素晴らしい作品。
イギリスの社会福祉は手厚いはずだが、なかなか手続きが大変らしい。
貧困の表現がリアル。最後の雨にも負けずのような文章が心に刺さる。