十三人の刺客

本格時代劇。
侍でさえ争いを忘れた世の中で、理不尽で強大な力を持った相手に立ち向かう。
覚悟の上の身を捨てての大博打。
キビキビした所作。外連味のなさ。
綿密な作戦とその裏をかく動き。立ち回り。
全編シリアルさに満ちている。
悪役の憎々しさも素晴らしい。
最後の闘いのシーンは評価が難しいが、ここはチャンバラなのだから
リアリティーを求めてはいけないところなのだろう。
個人的な全体の評価としてはとても良い。
伊原剛志がかっこよかった。