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面白かった。だが不思議な映画だ。
アメリカの映画はストーリーの進め方にパターンがある場合が多い。
面白い映画はほとんどの場合、なんらかのパターンを踏襲している。
この映画は従来のパターンには全く当てはまらない。
というよりはパターン化するような話の流れがなかった。
とにかくバランスを欠いた性格の主人公がすごいスピードで
突き進んでいく、というだけのことだ。
ドキュメンタリーの面白さと同じかもしれない。
これをこのような楽しき方が出来るように意図的に作ったのだと
したら、デヴィッド・フィンチャーというこの映画の監督は
すごいのかもしれない。
過去に見たこの監督の映画はセブンくらいのようだ。
ちょっと注目してみようと思う。