ハート・ロッカー

ドキュメンタリー調で作られている。淡々としたトーンで統一されている。リアルすぎてどこからが演出なのかがよくわからない部分がある。緊迫感いっぱいのシーンが目白押しだ。そのかわりストーリーらしいものは乏しい。お説教くさい部分も戦争の苦悩も恐怖もあまり描かれていない。狂気を描いた部分はあるが、たいしたことない。アバターを抑えてアカデミー賞を受賞した理由はいったい何なのか。